見栄と欲望とロードバイク

ライフログ。自転車に乗ります(希望)。

Money is Money

 

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散りゆくー市川付近にて

 

桜も散ってしまった。

さくらと言えば,こちらに来て間もない頃(まだ2週間も経っていない),佐倉という地名にときめいた。関東圏であるからして,各種イベントには行きやすいのだが,いざ,という心持ちにはなっていない。

 

今日も億万長者もかくやと言う出費をしてしまった。その総額13,000円。

通勤に1時間近く掛かる現状,電車内でただ漫然とラジオを聴き,モバマスに興じるのも保養であるとすればそこまで問題がある訳では無いが,なにかしらの危機感がそれを阻む。電子書籍用に,と1年前にiPad mini2を購入したが正直娯楽,あるいは桃色作品の閲覧程度にしか用いていなかった。ここに来て出番か,と勇んで見たものの,片手で持つには重い。蛍光灯が反射する。

そこで,と(結構前に)巷で噂のBankerRingとアンチグレアフィルムで電子書籍ライフをいざ始めん,と家電量販店に行ったが運の尽き。Kindleの軽さ,目への優しさ,価格に心惹かれ即決購入。

使用感はいまのところすこぶるよい。

 

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東京(正しくは千葉)

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高級感の演出(ピント甘め)ーマンダリンオリエンタル東京,マンダリンバー

拠点を東京(千葉)に移して1週間。なぜ東京(千葉)と標記するのかと言えば,周囲に伝える際に「東京」と言ったほうが愉快な反応が返ってくるからである。

 

さておき,新社会人として1週間余,ほぼ大学時代と変わらぬと言っても過言ではないような生活を過ごしている気がしないでもない。そう,仕事をしていないのだ。細やかな研修。ひたすらに研修のみを行っている。ここまで,細やかに新入社員への教育を行う企業があるだろうか。

 

同期20人,個性は20個あれど,実力は各々見えた。やはり見るべきは優れた人間,彼が気になって仕様がない。決して****テクニック的な意味ではない。純粋に能力,容姿など,スペックに憧れる,否嫉妬するのだ。緊張への耐性においては一日の長ありか,と思えないでもないが,それ以外のスペックは確実に負けている。その中で最も羨望するはそう,オンオフのギャップ。勤務中と酒の席で魅力ががらり,と変わるのだ。一方私はどうか。常に温厚,笑みを浮かべ人と接することを意識しているが,一辺倒。ギャップなどというものは一切存在しない。酒が入ろうと楽しくなることはない。どうすれば人に好かれるのか,話しかけられるのか。隙を見せる術を獲得したい。

 

寮生活,どうやら資金は貯まりそうだ。

田舎で暮らす

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いつもの散歩道で ー(iPhone5Sによる)

 

実家はそこそこ田舎と言って過言ではない。

最寄りのコンビニまで車で10分掛かるし,最寄りの駅までは25分掛かる。

かといって古くからの因習を残した曰く憑きの土地というわけでも無いし,スーパーやその他生活に必要な施設等には困らない程度。

 

やはり生まれ育った土地というのも大きいのだろうけど,大分市内で生活するより実家に居る時は快適で,何より五感が冴える気さえする。自然に囲まれて耳を澄ましても騒音は聴こえず,風が木々を揺らし鳥が囀る。どこを見てもほぼ緑色で,かわいい愛犬もいる。時々噛む。

 

田舎で何が問題かと言えばひとつ,職に関してのみ。(正確には収入)

同級生は少なからず地元に残っているが如何せん振るわない模様。収入の多さがすなわち豊かさでは無いし,彼らがどのような生活をしているか見てきたわけでもなし。

ここで問題になるのがやはり私の物欲と承認欲求。いい車に乗りたいし,周囲よりも稼ぎたい。物の豊かさが生活,人生の豊かさでは無いのは百も承知だけど,これまでの人生で他人より上を,と意識したことはほぼ無い。この闘争心の無さに一抹の不安を覚えて,都会へ出ることを良しとしたと言っても問題ない。

 

何が言いたいかよくわからないけど,結論としては「田舎の生活が合ってるけど収入も捨てがたいし,若い内に何かしらしておいたほうが後悔しないだろうから,とりあえず都会に行くよ。でも何か術があるなら田舎で安穏と暮らしたいなぁ」という事だけ。

特に考えなしに生きてきた私だけど,考え無しに都会に出るのは悪くないと思っている。

 

床座は許さん。2日で腰が悲鳴を上げる。

 

追記:GPSタグ付いてんじゃん!

 

 

 

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一汁三菜とはすなわち日本である ー菜の花のおひたし、牛すじ煮込み(白味噌)、揚げ出し豆腐、茄子

一番好きな献立。実は汁物なんて用意していない。(碗の中身はねぎ)

 

最近ファミレスで外食してばかりなので和食を食べていなかった。

やるべきことはあった気がするけど今日は犬と遊んでごはんを作る。

春からは千葉でせかせか生きないといけないのかなぁ...。

 

 

他人の悩み

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美味しい肉を前にすれば齢二十ちょっとの人間の悩みなど ー神戸のステーキハウスにて(先輩のおごり)

 

他人の悩みがごくごく大したことの無い些事としか取れない。

 

というか,あらゆる悩みの結論が「あなた自身に問題があるんじゃない?」という結論に帰結し議論する余地,というより価値を見出だせない。

 

例えば研究室の後輩が「就活の時期が悪い。8月解禁とは何だったのだ。ただ開始時期が遅くなり,準備期間が削られただけだ。そして就職担当は履歴書の添削にあたり,”ここが悪い”とのアドバイスのみで”こうすべき”という助言が一切無い」と言えば,私は

 

「8月解禁は大学の都合では無いし,企業も大学も就活生も初めてのことだから仕方なし。履歴書は”これが完成版だ”と意気込んで提出すべきもので,それに関し問題点を示されれば,自ずと修正の方向は見えるだろう。そこまで要求するのは筋違いというものでは?本来就活は誰かに助けてもらって当然と考えるべきではないと思う」と。

 

そして私のタチの悪いところはそれを後輩に言わないところなんだなぁ

しかしなぜ私がそう言った苦言(笑)を呈すことをしないかといえば,彼が私の意見を受け取るや否や反論するからで。

どちらが正論か,あるいはどちらも正論か,という処理の前に反論が来ているように感じる。彼の頭の回転が早くて,私のそれが遅いだけなのか

 

私が間違っているにしろ,反論・議論するなら相手の意見を受容した姿勢を見せてからにすべきかな,と思う。

 

来年度から気をつけよう。神戸牛おいしかったな。